2021/11/29 17:27
多くの方に反響いただきましたキーキャップの製作過程をまとめてみたいと思います。
今年の 6 月ごろから趣味で、レジンを使ったキーキャップを作成していたのですが、キーキャップにいろいろなものが入れられることから、思い付きで Rocket League に登場する車を使ったキーキャップを作りたいと思いました。
ここから製作の過程を画像付きでまとめてみたいと思います。
1. Rocket League の車について
当然キーキャップに入るサイズの車は販売されていないため、そこから作っていくことになります。
いろいろ案はありましたが、やはり 3D プリンターで印刷することが良さそうとなりました。
3D モデル データ自体はネット上に落ちていましたが、そのままでは厚みが 1mm を下回る箇所があり印刷ができない状態でした。3D プリンターは持っていないこともあったので、Apex Legends のウィングマンのキーキャップなどを製作されている方に依頼し、データの修正と印刷ができました。
2. 塗装について
丁寧にやるならマスキングテープを使い色の塗分けをすると思いますが、カラーリングの経験がないため、とりあえず一色(ゴールド)で塗ってみました。
プラモデルを作成されている人の意見を聞き、プラサフと呼ばれる下地、カラー、クリアを重ね塗りしました。
初めてでしたが、割ときれいにできた気がします。
3. キーキャップについて
最後にキーキャップに閉じ込めていきます。
これまで花びらや蝶々、薔薇を閉じ込めたキーキャップの製作経験はありました。
しかしながら今回は、レジンを使う際に注意すべき、気泡との長い戦いがありました。
しっかりと気泡を抜かないと固めたあとに見たとき、気泡まみれになっていることがあります。
今回の車は内部に空洞があったこともあり、気泡が多く出てきてしまう問題がありました。
初めて作ったキーキャップは気泡で車の表面が見えないほどでした(笑)
このためにやった対策を箇条書きでまとめてみます。
-塗装にムラがあったため、より丁寧に重ね塗りをしました。
-レジン液を固める前に、しっかりと見える範囲の空気をつぶしました。
-一気に固めず、段階的にレジン液を固めました。
-UV ライトとの距離により固まる速度に差ができ(シワのように)ただれる場合があるため、UV ライトの下にアルミホイルを置きました。
こういった試行錯誤により、気泡の少ないキーキャップが完成しました!!!
これをツイッターに載せたところ、「キーキャップはつけられないからキーホルダーにしてほしい!」という意見があったため、立法体形の型を使い、キーホルダーも製作してみました。
思った以上にクオリティが高くできたので満足でした。
このようにして製作した中から、クオリティの高いものをショップでは販売しております。
ぜひご覧になってください。